目の下のクマ（青グマ、茶グマ）の原因と解消法
クマとは、
毛細血管の血行不良により、目の下が黒ずんでいる状態。
特徴
目元の肌に透明感がなく、疲れて見える。乾燥や小じわ、
たるみなどの肌の状態も悪目立ちしやすい。
クマはくすみの一種とも考えられており、
血行不良が大きく影響されている。
原因と対策
クマの原因は大きく分けて血行不良（青グマ）と、
色素沈着（茶グマ）が考えられます。
目のまわりの皮膚は非常に薄くて、血管が密に
走っているので、血液量、血液中のヘモグロビンの
性質と状態が透けて見えやすくなっています。
血行不良になると目のまわりの毛細血管の血流が悪くなって
うっ血した状態になります。
その黒ずんだ血液が皮膚に透けて
青黒く見えるというわけです。
うっ血は、
年齢に関係なく起こります。
目の疲れや睡眠不足、ストレスなどによっても血行不良
が起こりますので日常的にケアする必要があります。
茶色いクマの場合は、年齢というよりは
肌の酸化が考えられます。
化粧品などの酸化物を長時間
肌にのせたままにしておくと、
肌が酸化して老化しやすくなります。
このため、帰ったらすぐにメイクを
落とすことを徹底しましょう。
まれに婦人科系の疾患が要因となっていることがあるので、
不安な場合は医師に相談をしてください。
解消方法
睡眠不足やＯＡ作業による目の疲れで
悪化することがあるので休息をとりましょう。
血行を良くし、皮膚細胞の代謝を活発にする
ビタミンＥやＡ、鉄分、ビタミンＣを積極的に
とるようにしましょう。
眼精疲労にはブルーベリーもおすすめです。
代謝が低下すると血行不良になり、
うっ血を起こしやすくなります。
運動で脈をあげたり、入浴時にゆっくり湯舟に浸かって
血行をうながしましょう。
急いでいるときは、温冷のおしぼりを交互にまぶたにあて、
血管の収縮と弛緩を繰り返すと血流が改善されます。
アイメイクがきちんと落としきれておらず、
影に見えたりキメや毛穴に汚れが残っている
ことによって老廃物を落としましょう。
そして、マッサージなどで血液循環を
改善させるお手入れを心がけましょう。
クマを改善させる効果のあるコスメの使用も有効です。
紫外線などによる皮脂の酸化から肌を守りましょう。
肩こり、目の疲れ、血行不良などの改善をうたった
医薬品を使用するのも手です。
詳しくは薬局で相談してください。